色々虎威 ゆるり

~IRO IRO TRY~

レスリングもアメフトもボクシングも体操も、やっぱり相撲には敵いませんでしたか

思えば、今年はスポーツ界で、さまざまな出来事がありました。
主役は、なぜか選手ではなく、協会や監督・コーチなどの、いわゆる裏方たち。

いまや、忘れかけてましたが、去年の秋、相撲界でもありましたね。
こちらは、横綱が、同郷の後輩をどついて怪我させた、というのがキッカケでしたが、そこから、貴乃花親方の告発、そして理事降格と、気がつけば親方と相撲協会のよくわからない戦いに発展。
結局、自身の弟子の暴力問題がきっかけで、貴乃花親方が折れるような形で一つの決着がついたかと思ってましたが。

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その間に、レスリング、アメフト、ボクシング、体操と、様々なスポーツの協会が、相撲界に勝負を挑みましたが、やはり、相撲協会が、一枚も二枚も上手でしたか。
さすが、プロの世界、そして公益法人と言わざるをえませんな。
なかなか、こんな露骨なこと、できないでしょう。

今回の貴乃花親方の引退も、7月にできたルール「親方は5つある一門のどこかに属さないといけない」という有形の圧力
そして、貴乃花を受け入れまいとする、無形の圧力
それが、有形無形の重圧、という言葉に集約されているのではないでしょうか。

これ、外部から相撲協会をぶっ壊しにかかったら、なかなか面白い展開になるかもしれませんね。
ただ、八百長問題の折には、よくわからない原因で命を落とされた関係者も多かったようなので、ぜひぜひご慎重に。

平成の大横綱は、やっぱり、白鵬でも朝青龍でもなく、貴乃花だと思います。
数字だけでなく、心技体、という意味でね。
最後まで、その精神を貫いたことに、感服いたします。
何はともあれ、お疲れ様でした。

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