色々虎威 ゆるり

~IRO IRO TRY~

子供の注射嫌いを克服させた魔法の言葉がついに見つかりました

子供って、ほんと注射が嫌いですよね。
まあ、思い起こせば、自分もそうだったんですが。
そして、うちの子も例外なく、注射が大の嫌いでした。
が、それをどうやら克服できたかもしれません。

ニンジン作戦

まず、よくやりがちなのが、ニンジン作戦。
うちもやりました。
注射終わったらチョコ買ってあげるとか、アイス買ってあげるとか。

まあ、個人差はあると思いますが、うちの子は、これでは釣られませんでした。
というか、病院に行くまでは、これ使えます。
が、いざ病院につくと、1時間後のお菓子なんて、目前に迫った恐怖に比べると屁みたいな存在です。

結局、これで成功したためしはありませんでした。
これで済む子、ほんと羨ましいです。

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ライバル作戦

年齢の近い子、もしくは、ちょっと小さいくらいの子が、診察室から出てくるたびに「あの子泣いてないね、○○も泣かないでできる、できる、できる・・・」と、ライバル心を煽りつつ、暗示をかける作戦。
もちろん、全員が全員、注射なわけないので、泣かないで出てくる子も当然います。
まあ、ある種の騙しですね。

本当に注射で泣いて出てくる子もいますが、そんなときは「あの子泣いてるけど、○○泣かなかったら逆にすごいぞ」と、無理やりな煽り。

まあ、これも結局、いざ注射の番になると、他人と比較やプライドなんて屁みたいなもんでしたね。
うまくいった試し、ゼロです。

医者は味方作戦

ついに行き着いたのが、これでした。
いつもいつも取り乱す娘(6)。
まあ、看護師さんがワラワラと出てきて、腕を押さえつけて、半ば強引な注射っぽくなってしまいます。
そりゃ、必要以上に痛くなるし、そんなことする先生も看護師さんも、皆、敵に見えてしまうわけです。

そこで、こんな言葉を投げかけてみました。
「本当は、先生、一番痛くないとこ狙って打ってくれるんだよ。でも、逃げると、そこじゃないとこ打てないから痛くなるんだよ」と。あと、「チクってしたら2秒数えてごらん、終わるから」と。
そう、お医者さんは、敵じゃなくて、味方なんだと。
この2つだけで、なんとなんとなんと、あれほど毎回大騒ぎしていた娘が、取り乱すことなく、しかも涙の一粒も流すことなく、注射を打てたのです。

その瞬間、頭の中に、ロッキーのエンディングテーマが流れたのは言うまでもありません。

注射の感想

チクってしたけど、いつもほどじゃなかった、と本人談。
そりゃ、そうです。
無駄に力が入ってないわけなので、きちんと皮下ゾーンを狙い撃ちしてくれてるんですから。
まさに、痛くないところを狙ってくれる、を実感してくれたようで。

今までさんざん苦労しましたが、これで自信を持ったと思うので、少しは気が楽になりました。

残課題

次は3歳次女。こちらは、まだ言葉で言い聞かせるより、目の前の恐怖が勝ちますからね。
でも、前回は目を覆い隠してあげたら、針がチクっとした瞬間だけ逃げようとしましたが、いつもほどではなかったです。
まあ、もう少し時間かかりそうですが。

ただ、一ついえるのは、兄弟がいる場合、別々に打たせた方がよさそうだ、ということ。
これ、片方が打ってる間に待つ恐怖、そして、片方が取り乱せば、もう一方も取り乱す、と負の連鎖が生じがちなんです。

今回、体調を崩したというのもあって、1週間ずらして別々に打ったんですが。
それも功を奏したのかもしれません。

子供と注射問題、これ親にとっても大きなストレスなんですよね。
どうやら、うちは一筋の光が見えた気がします。
まだお悩みであれば、ぜひ、うちの子に効いた魔法の言葉、いかがですか。

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