色々虎威 ゆるり

~IRO IRO TRY~

転職を決断するうえで一番大事なこと 〜 在籍会社とのやりとり編

転職を決断するうえで一番大切なこと、いったい何だと思いますか?
自分は、こう考えています。

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それはずばり、いい人をやめること。
この考えの意味するところは、

  • 自分が辞めると、今の会社、今のグループ、今のメンバーたちが困るであろう
  • 今までお世話になった恩(対会社、対上司、対同僚)がある

こんな風な考え方を、捨てきる勇気が必要だということです。
もちろん、自分が辞めることで、一定数、迷惑をかける人もいるだろうし、面白く思わない人も出てくるでしょう。
これは会社の規模や社風に関係なく、少なからず起こりうることだと思いますし、逆に一切こういう事を思わないのも寂しいものですよね。

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とにかく、こういう考えを捨てきらない限りは、転職する準備はできていない、と思った方がよいです。
自分の場合、特に前者ですね。
自分が抜けることで残された人々が困らないよう、半年前から「辞める可能性」を示唆するようにしていました。
そうなることを想定して、メンバーのローテーションや育成計画を上司に相談しながら準備した、というところです。

転職の内定として、待ってくれる時期が、長くて3ヵ月、ということをエージェントさんに聞きました。
秋の転職を目指す自分にとって、今ある募集はあくまで参考であり、エントリーしたところで、相手の会社さんにもご迷惑をおかけすることになるかもしれません。
ただ、決まってから「いついつ辞めます」という宣告をするのは、やはり自分の性格上難しいと思いました。
そこで、半年前に、確定事項ではないものの高い確率で、ということで、自分がいなくなった後を見据えた体制の相談を持ちかけて、それに向けて動き出している、という状況であります。

こう見ると、結局「いい人」のまま辞めようとしているではないか、とお思いになる人もいるかもしれません。
そう、業界が以外に狭い世界だということを実は知っています。
という意味で、現所属会社と喧嘩別れになるのは、絶対に絶対に自分にとってプラスにならず、場合によってはマイナスになる可能性だってあります。
だから、そこは、社会人として真摯に対応するとして、でも、冒頭に挙げた要素については、捨て去る、というよりも、綺麗に解決し、綺麗にフェードアウトしていく、という姿勢が最低限必要だと思いますし、所属会社での最後の仕事(恩返し)ぐらいに思っています。

エージェントさんとの会話の中でも、現行職場の円満退社は結構重要だというお話がありました。
割り切って捨て去る部分は捨て去り、その中で綺麗な解決策を考え、実行し、きれいにフェードアウトしていく。

これはまだ理想的な形ではありますが、ぜひ、そうなるように、周囲との人間完成を維持し、活用しながら、自分にとってはフェードアウト、会社にとっては世代交代ができるよう、考えながら行動していきたいと思います。

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