大手SIerに勤めているが、転職しようと思う
会社を辞めました系のダイアリーは結構目にしましたが、辞めようと思ってます、というお話です。
身バレしたくないので細かくは書きませんが、
- メーカー系グループ企業のSIer
- 40歳は超えてます
- プロジェクトマネージャですが、手も動かします
- 年収は、いわゆる平均額よりは上です
現状に、ものすごく不満かというと、細かい不満はあるものの、今すぐ辞めたくてしょうがないとか、メンタル的にヤバイとか、そういうことではありません。
きっかけの1つ目は、LIFE SHIFTを本屋でちらっと目にしてしまった、ということです。
自分が100歳まで生きるかどうかはさておいて、いずれにしても、定年したら悠々自適な生活、なんてことが不可能なのは重々わかってます。
家のローンもありますし。
で、定年後もエルダー社員として再雇用してもらう、という道もありますが、それまでと同じ仕事して収入が半分程度となると、通勤だけでも時間かかって大変なのに、ゾッとします。
かといって、近場のショッピングモールで、自転車整理とか清掃員とか。
なんだか想像がつきません。
もちろん、今の会社でも登り詰めれば、いわゆるシニアではなくフェローとして残る道はあります。ただ、それは、本当にごくごく一部の、うまく登り詰めることができた人だけです。
要するに、その辺りも含めて、これからの生き方を考え直すタイミングが40代、ということをLIFE SHIFTではおおざっぱに述べているわけです。
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転職の希望は、それだけではなく、
- グループ系SIerならではなの意思決定の遅さ
- 変わらない文化(新しいことへのチャレンジへの消極さ)
- 一に数字、二に数字、三四も五も六も数字、数字
ただでさえ、スピード感がこれからを支配する時代なのに、やっぱりグループ系SIerならではの文化の根付きっぷりに、変化の激しいこの業界から取り残されそうな不安が、特にここ一、二年で増してきました。
そして2025年の崖問題。
ITエンジニアの収入を欧米並みに、なんていってもグループ系SIerなんて、ITに無関係なセクションとのバランスもあり、そう簡単に収入があがるとは、とても思えません。
そんな、こんなで、IT業界の人材がどんどん不足する中で、自己の価値をあげるのに、いいタイミングで、最後のチャンスだと思い、転職を本気で考えるようになりました。
さっそく、ビズリーチに登録し、経歴や強みを2時間ほどかけて書き込みました。
そこをきちんとやったのがよかったのか、エージェントやヘッドハンター、あるいは直接IT企業の人事部門からたくさん紹介が、毎日のように舞い込んできます。
自分のようなキャリア、年齢でも需要があることに安心し、意欲も増しました。
ただ、会社での立場上、すぐにというわけではないですが、今やっているプロジェクトをきちんと軌道に乗せ、後継を決めて育てきり、それから、ということになるので、しばらくは、信頼できるエージェントやヘッドハンターを絞り込み、中期的に相談しながら年明けくらいに転職できれば、と思ってます。
それまでに自分の武器をもっと身につけないと、ということで、秋の情報処理と、英語力の強化、これに注力していきますよ。
書いちゃったから、有言実行できるようプレッシャーをかけていくぞー。
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