「好き嫌いなく食べなさい」と子供に言い聞かせる矛盾
子供って、まあ野菜が嫌いですよね。
うちの子も、緑色の野菜がまあ嫌いです。
親としては、好き嫌いなく何でも食べて欲しいと願うものですよね。
今回は、育児としてありがちな、悩みというか矛盾について考えてみました。
自分はどうなんだろう
大人である虎ちゃんも、嫌いというか苦手なものがいくつかあります。
レバー
なんか、あの食感がダメです。
貧血ではないですが、たまに鉄分接種のために、ということで焼き鳥とか焼肉で、かなり頑張って食べることはありますが、基本的にはダメですね。
好んで食べることは、まずありませんし、食卓にあっても自ら手を出すことはありません。
ブルーチーズ
先日、うっかりブルーチーズが潜んだピザを食べてしまい「うっ」っとなってしまいました。
完全に匂いがアウトです。
噂レベルであえて食べるのを拒否していた、食わず嫌いなものでしたが、口にしてやっぱりダメでした。
ラム肉
子供の頃、ダメだった記憶がありました。
理由はブルーチーズ同様、匂いです。
でも、グルメ番組で見るようなラムチョップでおいしそうじゃないですか。
で、大人になって、フレンチで試してみました。
2回ほど。
そこそこの高級なお店でしたが、やはり匂いがダメでした。
餅
珍しがられますが、嫌いです。
口の中にまとわりつく食感が。
まあ、白玉くらいは平気ですが、餅つきなんかやっても、人に勧めるだけで自分では食べないですかね。
ケチャップ
トマトは好きですが、ケチャップは未だに苦手です。
理由はよくわかりませんが、子供の頃から苦手です。
ソーセージにもホットドッグにもオムライスにもケチャップはかけません。
もっと言うと、ケチャップライスも苦手です。
トマトソースのパスタとかは平気なんですがね。
こうしてみると、匂い、食感がダメだという事がわかります。
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子供の頃ダメだったもの
一方で、子供の頃ダメだったけど、いつの間にか克服していたものもいくつかあります。
人参
理由はわかりませんが、とにかくダメでした。
が、今は全然平気です。
ピーマン
苦いという理由でダメでしたが、大人になった今では好きな部類です。
青椒肉絲とかおいしいですもんね。
カボチャ
甘くてご飯にあわない、という事でダメでした。
が、うちの妻が、いろんな味付けで多様するうちに、慣れてしまいました。
今では、好きな部類かもしれません。
サツマイモも同様に、甘くていまいち好きではなかったですが、今は平気です。
子供には「何でも食べなさい」と言う自分
食べ物に限らずですが、自分がダメな事、できないことも、口癖のようにとりあえず言う自分に、少し矛盾を感じています。
もちろん、見ず知らずの世界を体感するための後押しの言葉でもあります。
が、ふと自分目線で考えると、子育てにはこういう矛盾が結構あるものですね。
以前、妻が言いました。
子供にギャーギャー言うのは私がやるから、パパはあまり言わないで、と。
両親から同じ事をギャーギャー言われると、子供の逃げ道がなくなってしまうんですね。
あと、自身の体験も絡めた、父と娘という長いスパンでのいい関係を維持するための目的もあるみたいです。
そういう意味も含めて、ゴールデンウィークあたりから、子供に対する向き合い方を考えはじめています。
実はコレ、何も言わない(しない)パパ、と紙一重な気もして、なかなか難しいんです!
ますます、甘々に拍車がかかりそうです。
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