色々虎威 ゆるり

~IRO IRO TRY~

低価格スマホは売れる?Facebook PhoneやFire Phoneの悲惨な末路を思い出してみたり

WIRED.jpに低価格スマホに関する記事がありましたね。
ほうほうと思いながら、そういえばこんなのあったなあ、なんて思いだしてみたり。

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Facebook Phone

その名の通り、HTC社がFacebookの利用をメインにしたスマホ「HTC First」通称「Facebook Phone」なんてのがありましたね。
ホーム画面には「Facebook Home」なんてものまで備え、いつでもどこでもFacebookに縛られるよ(てへぺろ)的なコンセプトでしたが。

結果は散々たるもので、2013年4月に99.99ドルで販売されたものの、翌月には0.99ドルの叩き売り。
そのまま消えてなくなりました。

スマホ=SNSと目論んでいたようですが、世の中の比率は非リア充の方が多かったってことなんでしょうか。

Fire Phone

Amazonが販売した独自のスマホです。
疑似3Dユーザーインターフェイスなる、斬新な機能で話題になりましたね。
Kindle Fireがそこそこ売れているというのもあって、まさかここまで派手にこけるとは思ってもみませんでした。

こちらは、発売当初の2014年7月に199ドル(AT&Tとの2年縛り)で販売開始されました。
がわずか2ヶ月で、なんとこちらも0.99ドル。
日本に上陸することなく、その名前すら聞かなくなりました。

Firefox Phone


andronavi

さて、こちらは今後の流通が気になる、Firefox OSを搭載したFirefox Phone。
国内ではauが「Firefox Phone Fx0」を数量限定で販売開始しています。
ケルトン構造の、かなり斬新な筐体ですが、価格は新規一括で49,680円。
全然安くない・・・・。

Fierefox OSってオープンだから安いよ!ってコンセプト・・・ではないんですね、少なくとも日本では。

この価格帯で、AndroidiOSのシェアに割って入るのはいささか疑問ですが。
早々に消えないように、がんばってくださいね。

そういえばiPhone

iPhone 5c・・・。
これって、もともと新興国向けの低価格iPhoneだって話が事前に流れてましたが。
結果的に、言うほど安くなかったですよね。
あの価格差なら、みんなiPhone 5sに流れますって。
結果、iPhone 6cが登場することはなくなりました。

その他にも

Linux OSのUbuntuのモバイル版「Ubuntu Phone」。
サムスンがどうにかこうにかしようとしているものの、ドコモがほぼ見限った感が強いTizen。
売れてるって話を殆ど聞かないWindows Phone。
色々ありますが、どうなんでしょうね。

まずは、世界規模という視点でみたら、格安スマホの方が需要が多いでしょう。
人口比率などからいっても、それが必然だと思います。

では日本ではどうでしょう。
国内に流通するものは、大抵値段が跳ね上がりますよね。
まあ、色々あるんでしょうけど。
iPhone 5cじゃないですが、大きな価格差がなければ、フラグシップ機に流れてしまうっていうのも、これまた自然な流れな気もします。

あと、選択肢が増えるのはいいんですが、結局は値段とアプリの豊富さ。
これを考えると、AndroidiOSに次ぐものって、難しそうですね。
となると、iPhoneの低価格は望めないので、結局Android搭載した格安スマホってことになってしまうんですかね。
国内に関していうと、行き着く先は結局中華系のSIMフリー機とか。
う~ん、SIMフリー義務化で、このガラパゴス体質的なものが、どこまで開放されるんでしょうかね。

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