色々虎威 ゆるり

~IRO IRO TRY~

英語が全くもって苦手な自分が、外国人家族のパーティーに行った話

自分は英語が苦手です。
レベルで言うとと、多分中学生レベル、いや中学2年生レベルかもしれません。
まあ、職業柄、単語としての英語は見聞きして意味がわかるものはそこそこありますが、あくまで業界で使う単語レベル、というくらいのものです。

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なぜ、そんな自分が外国人家族のパーティーに行くことになったかというと、妻と子供(小学生)が通っている英会話の先生のお宅でパーティーでもしましょう、ということになり、せっかくだからご家族みんなで、ということになったのがきっかけです。

冒頭に書いたのが自分の英語レベルです。
まず文法的なものが全く理解していない、いや正確には、理解しようとしていないため、根本的に英語、特に英会話は自分には無関係の世界だと思ってました。
当然、ご家族で行くことになっても、はっきりいって仕方なくレベルで、どうやってやり過ごそうか、とりあえず

  • Nice to meet you
  • Thank's

と笑顔だけは忘れずに、と釘をさされていたので、それだけであとは適当に時間が流れるのを待つか、くらいに考えていました。

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が、終わってみての感想をまず先に書きますね。
無茶苦茶楽しかった、また行きたい、いや英会話いきたいわ
な感じです。

一体、何があったかというと、もともと妻と子供が習っている英会話は、いわゆる駅前留学とか大手の英会話教室ではなく、仕事で日本に滞在されている外国人宅で、カリキュラム云々というよりも、日常の雑談や一緒に遊んだり、料理したりといったことで交流を深めながら英会話を身につけていく、というスタイルなんです。
で、妻にいくつかアドバイスをもらって

  • 日常会話で文法なんて使わないから、単語を並べるだけで、相手はある程度わかってくれる
  • 相手の話も、単語さえ聞き取れれば、その前後からある程度何を言おうとしているかだいたいわかる
  • わからないところは、聞き取れた単語だけ反復して、それについて問うてるのか反応をみてみる(例えば、JobとかWorkとかいう単語を聞き拾えたら、Job?とかWork?と聞き返すだけで、反応してくれるので、そこで自分の仕事(例えば、Programmer(System Engineerは通じませんでした)を)答えてみればいい、と

それくらいでした。これで、結構肩の荷が降りたといいましょうか。

もちろん、みんなが雑談している中で、全部が全部理解はできませんでしたが、言葉の節々で聞き取れる単語でだいたいわかった気がするし、それについて反応した自分の英語に頷いてくれたり、そこからさらに話が続いたりするのも、すごく心地よかったです。
何気に2時間も3時間も、まわりが英語しかしゃべってなければ、耳もそこそこ慣れてきてしまうもんなんですね。

そんなわけで、英語が全然ダメな自分でも、ものすごく楽しめました。
もちろん受け入れてくれたファミリーのみなさんも楽しくていい人たちだったし、用意してくれた食べ物もおいしかったし。

ただ、これはあくまでコミュニケーションとしての英語で、TOEICとか受験とか、きちんと文法を理解し使いこなす必要がある人からみると、どうなのそれ?と思うかもしれませんが。
考えてみれば、我々だって、日常では「私は今ご飯が食べたいです」とかいちいち言わないですよね。「ご飯ちょうだい」だけですもの。「ライスプリーズ」ですわ。
だから、その程度で通じ合う、っていうのがわかってしまうと、ああ英語って楽しいもんだな、とこの歳になって、ようやく気づきました。
苦手だからと言って避けるのではなく、飛び込む勇気も必要なんだ、ということを痛感した1日でありました。

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