色々虎威 ゆるり

~IRO IRO TRY~

みずほ銀行の次期システムプロジェクトが都市伝説だらけな件

自分もIT業界に身を置いている身として、興味深くまとめを見させてもらいました。
真偽はさておいて、こういう話が出てくるような実状なんでしょうね。
なんか、すごい・・・。

残業

工数20万月?

聞いたことない数字です。
単純に、2000人体制で、年間2万4000人月なので、これを8年ちょっと維持すると、だいたい20万人月。
10年近いらしいので、平均するともう少し減るんでしょうけど、ピーク時はこれに近いか、もしくはこれ以上かもしれません。
マルチベンダーとしても、2000人近い技術者って・・・。
本当かなあ・・・。

7次請け?

これまた、聞いたことない数字です。
7次請けというと、まず、顧客であるみずほ銀行から直接受注するのが1次請け。
この規模ですと、名前出てますが、グループ会社なので、大体、子会社が2次請け。
そこから発注をもらうのが、孫会社の3次請け。
そこから、さらに発注を受けて、さらにさらにと続いて、ようやく7次請け。

コメントにもありますが、7次請けが45万/月で請けたとして、中間でそれぞれ5万ずつマージンをとるとすると、1次請けがみずほに請求するのが、75万/月。
ただ、恐らくみずほからは請負契約になっているだろうから、あくまでも計算上の話だとは思いますが。

にしても、7次請けって。
本当かなあ・・・。

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技術者同士が喧嘩?

台湾人と中国人がよく喧嘩するとか。
確かに、この規模のプロジェクトで、ましてやデスマに発展していると、もう人海戦術に頼るのがオチです。
となると、技術者不足もそうだし、単価削減のために、外国人を使うこともよくある話です。

まあ、ベンダーが跨がれが、お互いの「利益」「責任(逃れ)」のために、会議で揉めるなんてことはよくある話です。
が、それとは関係なく、国交に近いレベルでよく揉めてるって。
本当かなあ・・・。

IT業界=ブラックではない

かつては「デスマ」という言葉をそこかしこで聞きました。
自分も、金融系ではないですが、公共系で2度ほど経験はあります。
が、もちろん、こんな都市伝説のような話はありませんでした。

自分の場合、産業系の仕事が多いですが、1個1個が、せいぜい100人月程度で大きくない分、逆にデスマに発展することも、殆どありません。
定時退社して飲みに行く、なんてこともちょくちょくあります。

そういう事を考えると、まあ幸せな方かもしれません。

このプロジェクトの行く末、すごく気になりますね。

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