夏の日本映画をひとつだけ選ぶとしたら
「夏」と「音楽」というテーマだと、結構音楽番組なんかでも取り上げられて、まあお馴染みなテーマ感がありましたが、映画も何気に、「夏といえば」っていうのがあるんですよね。
ランキング
30代から40代が選んだランキングになりますが、ざっくりとこんな感じ。
1.ウォーターボーイズ
2.おもひでぽろぽろ
3.少年時代
4.菊次郎の夏
5.サマーウォーズ
6.時をかける少女
7.スウィングガールズ
8.ピンポン
9.かもめ食堂
10.リンダ リンダ リンダ
やっぱ、ウォーターボーイズは夏っぽいですよねえ。
ドラマでもやってましたが、やっぱ映画の方が好きかもしれません。
わかります。
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こんな映画も
火垂るの墓
お盆時期になると必ずといっていいほど放送される、火垂るの墓。
これも夏ならでは、という感じがします。
が、やはり見ててせつない気分になりますね、あれ。
年頃的に、節子と自分の子と、近いっていうのもあって、特に。
戦争を忘れてはいけない、後世に伝える、という意味のある作品ではありますが。
やはり、感情的な目で見てしまいがちですね。
となりのトトロ
なんでランキング入りしてないんだろ・・・。
「夏」をテーマにはしてないですが、なんか夏っぽいイメージが全開だと思うんですが。
これも、夏休み時期の放送が多いからでしょうかね。
いろいろと都市伝説のあるこの作品ですが、そっち方面からみても、夏っぽいイメージがあります。
選んでみた
そんな中で、自分が選んでみたのが、これ。
「男はつらいよ 旅と女と寅次郎」です。
男はつらいよといえば、かつて、夏とお正月の定番映画でした。
数ある夏シリーズの中でも、都はるみがマドンナとして出演するこの作品が、非常に思い出深いです。
あらすじ
寅さんが満男の運動会に応援に行くとか行かないとかでひと悶着あったあとで、いつものように怒って家を飛び出す寅さんは、佐渡島に行きつきました。
そこにいたのが、仕事を嫌になり失踪していた、京はるみ(都はるみ)。
湯上りに涼みながら「矢切の渡し」を唄う今日はるみに「お嬢ちゃん、歌うまいねえ」というところから始まり、なんやかんやあって、結局、京はるみは芸能界へと戻っていきます。
あとは寅さんシリーズですので、いつものお約束ですね。
京はるみが柴又を訪れて、寅さん失恋して、旅に出ておしまい。
で、この作品が何故に夏の印象深いかというと、なんとなくです。
男はつらいよも、夏作品はたくさんありますが、なんか、あの湯上りに涼みながら京はるみが「矢切の渡し」を唄っているシーンが、強烈に印象に残っているんです。
男はつらいよシリーズって、なんせ昭和を強烈に感じる映画なんですが、そういうのを懐かしみたいんですかね。
やっぱり、夏といえば、夏休み。
子供の頃の昭和の時代を求めているのかもしれません。
まとめ
渥美清がこの世を去ってから、ちょうど20年なんですね。
なんて事を考えていたら、また男はつらいよを観たくなってきました。
昭和シンドロームに浸りたい方には、ぜひおススメします。
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