色々虎威 ゆるり

~IRO IRO TRY~

ドラクエⅠ最強攻撃呪文ベギラマの30年を振り返ってみた

30年前の今日、1986年5月27日に、ファミコンドラゴンクエストⅠが発売されました。
といわけで、ちょっと気になったことを。

雷

最強攻撃呪文ベギラマ

ドラクエⅠの最強攻撃呪文といえば、ベギラマです。
レベル4と早々に覚えるギラの上位互換の、強力な攻撃呪文として、ファミ通やジャンプなどの特集でも、それはそれは華々しく取り上げられていました。
が、この呪文の扱いが、なかなか悲壮たるものでした。

ドラクエ

そもそも、レベル19にしてようやく覚えるベギラマより、レベル17で覚えるべホイミの方がはるかに実用的で、有効だったことを記憶しています。
最後の竜王と対決する時点で、最強の装備(ロトの剣)を手に入れていることと、ドラクエⅠは敵が1体なので、剣による攻撃と、たまにべホイミ。これで十分だったんです。
やっと覚えた最強呪文を、意気揚々と使ったものの「あれ?」感が何といえなかったです。
最強呪文の門出は、厳しいものでした。

ドラクエ

最強から降格し、レベル18でサマルトリアの王子「だけ」が取得できます。
今回から敵が複数出てくるので、少しは使えるようになりました。
が、今回の最強攻撃呪文、イオナズンの破壊力と名前のインパクトの強さに、前作最強呪文の影すらなくなってしまいました。
確かに、鋼の剣をやっと手に入れた(買えた)時の喜びの方が大きかったような・・・。

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ドラクエ

上位互換のベギラゴン登場により、完全に途中経過の呪文に。
物語前半では、そこそこ使ってたイメージですが、今作から登場したメラ系の方が印象が強いです。
だって、中ボス戦とか、メラミとかメラゾーマとかじゃないと、あまり使い物にならなくて。

ドラクエⅣ以降

中間管理職どころか、お局的な存在に。
敵への攻撃力は相変わらずなのに、敵から喰らった時のダメージといったら、もう。
なんか腹立たしい存在に。

ドラクエ

ついに登場せず・・・。
新鋭ドルマ系の登場で、ギラ系がリストラされました。

ドラクエ

多くのファンの声により(?)ギラ系復活。
ただ、ギラ系の最強互換、ギラグレイドの登場により、ついに入門的に覚える呪文的な扱いに。

ドラゴンクエスト

ドラゴンクエスト

 

永遠のライバル「べホイミ

ベギラマの数奇な運命とは別に、安定した人気を保っているのが、ドラクエⅠ時代からのライバル、べホイミです。
全作登場しているのはもちろん、最大HPが100を超えるか超えないかのゲーム序盤から中盤にさしかかるあたりで、最も利用価値のある呪文として、長らく君臨しています。
そして、この扱いは、今後も変わることないでしょう。

生命の源であるHPを回復する唯一無二の呪文ホイミ系と、次々と系統が増殖する攻撃呪文とでは、確かに分が悪いですね。
こうして振り返ってみた今、なんだか不思議とベギラマ好きになってきました。

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