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色々虎威 ゆるり

~IRO IRO TRY~

おっさんが電車でキレやすい現象を観察すると、色々学べる

昨日、駅近の自転車置き場で、なんか怒鳴り散らしてたおっさんがいた。
見た目、普通のサラリーマン。40代後半くらいだったろうか。
「なにが”あーい”だゴルぁぁぁぁぁぁ」と、まあ、接触か何か知らないけど、相手の返答が気に入らなかった模様。
すっかり、寒くなりましたね。

おっさんが電車でキレやすい現象を観察すると、色々学べる

陣地

最近、ほんと多いのが、電車でのおっさん同士の小競り合い。
何か「なんだよ」「んだよ」とか言い合って、肩と肩をぶつけあう戦闘を行っている。
まあ、だいたい、どちらかがバカげた争いに気付くのか、収拾するのだけど、これがエスカレートすると、「お客様同士のトラブル」とか「お客様対応」で電車が遅れる要因となる。すごい迷惑

電車の中で何が起きてるかというと、だいたいが、陣地争い
そう、おっさんには、肩幅からそれぞれ+5cmくらいのゾーンを、自分の陣地としているのだ。
立っている人も、座っている人も。
この、自分が決めた陣地の領空侵犯に対し、おっさんは、まず、相手の方を不機嫌な顔で見たり、肩を揺すって威嚇射撃を行う。
これを繰り返しても相手が改善しない場合、肩攻撃をお見舞いし、小競り合いへと発展する。

まあ、見てると、だいたいこんなパターンが多い。

ちなみに、リュックは無条件に、後方に達人の領空侵犯を犯しているので、後方の陣地所有者がイラつく。
前に抱えても原理は一緒だが、これはある種の白旗で、領空侵犯をされた側も、寛大な対応をするケースが多い。

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キレる

テレビなんかでよく言われてるのは、男性の更年期障害とかね。
昭和なおやじは、子供ができた20代から、家で雷おやじを演じ、怒りキャラを常に全面に出して生活してる。
それが、歳をとって、演技ではなく、普通に怒りっぽくなったとしても、まあ気付かない。
が、最近のおっさんは、常日頃、ブリブリ怒っている人って少ない。そんなことしてたら、危ないやつだと思って、誰も近づいてこないし。
だから、我慢の限界がきて怒ると「キレた」となる。
昭和おやじにだって、更年期障害ってあったんじゃなかろうか。それが気付きにくい生活習慣だったかどうか、の違いな気がする。

男の更年期―お医者さんに行く前に読む本

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学び

まあ、沿線と時間帯のせいかもしれないけど、ほんと、電車の小競り合いはよく見る、ほんとよく見るんだよね。

立ってる人で多いのが、ドア付近。
乗り換え駅でスタートダッシュを決めやすいポジション争いと、陣地争いのコラボレーションだから、これは根深い。
そんな姿をみて、座ることに執着しなくなった。
乗り換え駅からの、ほんの15分か20分座るために、あの心理戦やら、ダッシュといった労力を朝から浪費するのは無駄だ、と。

座ってる人で多いのが、先に座ってる人が偉い、というよくわからない暗黙のルール。
空いてる席に座っただけで、座った人睨むおっさんとか、完全に地主気分。
前述のとおり、座ってるおっさんにも陣地があるのだけど、その陣地の大きさは、先に座ってる人が決める、みたいな。

そんな地主おっさんも、おデブさんや、若い女性には割りと寛大だ。
まずおデブさんは、どういうわけだか、自分の横幅より狭くても座ろうとしてくる傾向が強い。
まあ、立ってるのが辛いんだろうかね。あるいは、見た目同様の図太いメンタリティなのか。
当然、地主の領海侵犯をおかすわけ(座面だから、領海ね)。でも、小さい港に空母が入港したみたいなもんだし、そもそも争ったところで物理的に無理。
そのうえ、自分も窮屈。
さすがに「立ってろや、デブ!」まで言い出すおっさんも少く(というか、それ言うって、別の問題)、ちょっと横にズレる、という流れ。そのズレたことによって、反対側の地主が不快な顔をすることが、稀にある。

若い女性が来た場合、横にズレるおっさんと、そのままのおっさんがいる。
横にズレるおっさんは、快適に座ってもらおう、途中で降りないでね、的な下心がみえみえだ。
そのままのおっさんは、少しでも女性に密着していようとする下心がみえみえだ。
いずれにしても、そこで陣地争いに持ち込もうとするおっさんは、殆どいない。

ちなみに、おデブさんが地主のケースは、最初っから座るゾーンが通常より狭い。
それでも、どうしても座りたい人は、ちびまる子ちゃんの、じいさんの友達の中野さんのように、かしこまって小さく肩をすぼめて座ってる

いずれにしても、地主は強い
そんな光景をみるたびに、両隣がおっさんの席に座るのやめよ、と思う。

ちなみに、いずれかが女性の場合は別。
女性は、化粧とかするかもしれないけど、陣地争いはしないから。
そこに下心があるかどうかは、想像にお任せする。

あと、自分は、陣地争いをしたことも、巻き込まれたこともない。
不毛な争いに労力を費やしたくない、そういうタイプなのだ。

さいごに

男が陣地のために戦うのは、古代からの習性というか、遺伝子だともいう。
まあ、言われてみればそうかもしれない。
ただ、その闘争本能、他に使った方がいいのに、と思うのは自分だけだろうか。

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