色々虎威 ゆるり

~IRO IRO TRY~

甘い卵焼きと、しょっぱい卵焼き、両方褒めてみる

どっちが好きか論の代表格といえば、卵焼き。
甘いのとしょっぱいの、家によっても違ったりする。
トークバトルが発展して、つかみ合い、殴り合いの争いに発展することもしばしあるこの議論、公平に両方愛してみたいと思う。

甘い

おい甘い卵焼き。
お前、うまいな。
昔のチビっ子の寿司の登竜門といえば、キュウリか、甘い卵焼きと相場が決まってた。
ハンバーグとかエビフライとか、やつら卑怯だよな。
あんなん、向こう選ぶに決まってるじゃん。
俺は、お前を支持する。

他にもあるぞ。
コンビニ弁当に詰め込まれた、ペラペラのお前。
いい味だしてっぞ。
これ系の弁当の卵焼きは、甘いと相場が決まってる(注:関東だけかな?)。
お前を口に入れたあと、桜漬け大根や、柴漬けを一口。
この甘いからしょっぱいの、両極端なマリアージュが俺は好きだ。
これもひとえに、漬物の味を際立たせる、お前の絶妙な甘さの力だ。
これは、甘い煮豆には務まらない。
お前じゃなきゃダメなんだ。

だからお前が好きだ。

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しょっぱい

おいしょっぱい卵焼き。
お前、うまいな。
居酒屋の出汁巻き卵とか、たまらんよな。
想像しただけで、口ん中が、ほわぁっとしてくるわ。

それから、弁当に鎮座するお前も好きだ。
コスパがいいから、かなりの確率で、弁当に登場するけど、醤油味、ポン酢、そばつゆ、お出汁、バターと、しょっぱいのバリエーションで飽きない感じが、またいい。
おいおい今日は何味だい?!なんて一人中尾彬ごっこやりたくなるじゃねえか。

【ウルシヤマ金属工業】匠技 玉子焼き 18cm

【ウルシヤマ金属工業】匠技 玉子焼き 18cm

 

こんな遊びも

学生時代、お弁当だったんだけど、うちの母ちゃんは、甘いもしょっぱいも両方作りよるから、今日は甘いか、しょっぱいか、わからない、まさにロシアンルーレット状態だった。
いや、おかずの順番ってあるじゃん。これ食って、これ食って、これいってからのご飯、とか。
そういうのぶち壊すから、やめて欲しかった、と思春期ながらに感じてた、今となってはいい思い出。

なお、うちの妻の家計は、しょっぱい派のようだ。
甘い卵焼きは、家では一切出てこない。
ぜひ、バリエーションに加えてほしいと願うばかり。

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